地縄・水盛り・遣り方
地縄・水盛り・遣り方

建物が土地に対してどのように建てられるかを確認することができるのが、地縄張りです。
建物が建つ部分の外周部分に蛍光の糸(水糸)を張り、目で確認できるものです。
今まで図面でしかイメージできなかった建物が、実寸大の大きさで分かる時です。
是非立ち会ってみて下さい。
水盛り・遣り方は、建物の位置・水平・高さを決める作業です。
なので、家作りにおいてとても重要な作業です。
水盛りは水平の印をつけることで、
遣り方は、家を建てる場所の回り板と杭を立てることです。
ここで水平・高さがずれてしまうと、正しい位置で建物が建てられなくなってしまいます。
地縄・水盛り 立会いの際のポイント
・ポイント1 隣地との境界を確認しましょうお隣の土地とは十分距離が空いているでしょうか?
隣地の方が、
「この距離で家が建つと困る」
「家が近すぎる」
「窓の位置がここではプライバシーの侵害だ」
と言われてしまっては問題が起こってしまいます。
建て始めてからでは、変更することが難しかったり、手間がかかったりしてしまいますので、地縄の際に確認をし、担当者と打合せをよく行い、隣地の方との問題も無く建てられるようにしましょう。
・ポイント2 地縄の外周を歩いてみましょう
これから建つ建物の壁の高さなどを想像してながら、
庭や駐車場になる予定の所を歩いてみましょう。
ここに自転車を、自動車を、ベビーカーを、と考えながら歩いてみましょう。
駐車場となるところに車を止めてみるのも良いでしょう。
実際に駐車してみたら狭かった、障害物があるなど、隣地との距離と同じくなるべく早い段階で確認しましょう。


