屋根工事

屋根工事

住宅ができるまで 屋根工事
建て方が終わったらすぐに屋根工事に入ります。
屋根を作ることによって、工事中の住宅を雨から防ぐ事ができます。


下地工事

垂木(たるき)という部材を取り付けます。
垂木は、建物の一番高い所にある棟木から桁にかけて斜めに取り付けられる部材のことです。
その後、野地板と呼ばれる合板を、垂木に貼っていきます。
この合板は、通常12mmの厚さを使用します。


防水工事

住宅ができるまで 屋根防水工事野地板を貼っただけでは雨漏れしてしまうので、防水シートを施工します。
屋根の防水工事はルーフィング工事と呼ばれています。
防水シートは様々な種類がありますが、近年はアスファルトルーフィングがよく使用されています。

仕上工事

最後に、仕上材を施工します。
仕上材にも様々な種類があります。瓦やスレート葺き、金属葺きの住宅もあります。
最近はスレート葺きの住宅が多いです。
スレートとは、粘土板岩を使用した屋根のことです。
瓦と違い、長持ちでカラーバリエーションも豊富で、比較的安価な屋根材です。
ちなみに上の写真は金属瓦といって、見た目は瓦の形ですが瓦と違ってとても軽い屋根材です。

屋根材の種類

住宅ができるまで 屋根材 瓦和瓦屋根

和瓦屋根は日本古来の粘土瓦です。
和の雰囲気が日本の住宅にピッタリです。
耐久年数は60年といわれていますが、1000年以上現存している瓦もあるのでとても高い耐久性があります。
防水性・遮音性・断熱性に優れています。
重さと初期費用の高さがデメリットですが、
地震に強い構造にすることも可能ですし、
30年ほぼメンテナンスの必要が無く、
色が変わる心配もないです。


住宅ができるまで 屋根材 コロニアルコロニアル

化粧スレート、カラーベストとも呼ばれています。
新築住宅でとてもよく使用されている屋根材です。
施工が簡単で、軽いため地震に強いのが特徴です。
デザイン性が高くカラーバリエーションも豊富です。
しかし、割れやすく塗装がはがれやすいので定期的な
メンテナンスが必要です。





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