外装工事・内装工事
屋根工事が終わったら住宅の外では外装工事、中では内装工事が行われます。目 次◇外装工事 ・構造用合板の取付 ・透湿防水シート ・胴縁の施工 ・外壁仕上げ ◇内装工事 ・断熱工事 ・電気工事 設備工事 ・内部造作工事 ・設備器具取付 |
外装工事
構造用合板の取付
外壁の下地、構造用合板を施工します。構造用合板とは、建物の構造上の強度を必要とする場所に使う合板です。
これにより、耐震性と耐風性を高める事ができます。
透湿防水シート
外壁に、透湿防水シートを施工します。透湿防水シートは、室内の湿気を外に排出しつつ、雨水は浸入させないという特徴があります。
構造用合板の上に、建物を巻いていくように貼っていきます。
特にサッシ周りは雨漏りしやすいところなので、慎重に行います。
透湿防水シートとサッシの間に隙間ができないようにするため、防水テープを貼ることが重要です。
胴縁(どうぶち)の施工
透湿防水シートの後は胴縁を施工します。胴縁を施工する事によって、透湿防水シートと、外壁仕上げ材の間に空間が生まれ、
外壁の中を空気が流れるので、壁内の結露を抑えることができます。
上の写真の、縦方向に配置したある木の部材が胴縁です。
横に配置する、横胴縁の場合もあります。
外壁 仕上げ
外壁の仕上げ材(サイディング)を施工します。
外壁の一番下から施工します。設置したら釘や金物でしっかりと胴縁に固定します。
全て固定したら、サイディングの左右をコーキングします。
コーキングは、サイディングとサイディングの間の隙間を埋めるために行います。
仕上材には他にも、サイディング材、モルタル仕上げ、金属系(ガルバリウム鋼板など)
と多くの種類があります。
内装工事
断熱工事
外壁面に断熱材を充填していきます。隙間無く施工していきます。
天井にも断熱材を充填します。
天井の断熱には、屋根の内側に断熱材を充填する方法と、天井の上に充填する方法があります。
電気工事 設備工事
柱や天井裏に配線工事を行い、コンセントや照明、テレビアンテナやインターホンの設置をします。
設備工事は、トイレ、キッチンの給水や排水、エアコンの配線などを行います。
内部造作工事
内部造作工事を行います。建具の枠や押入れ、収納を作ります。
更に床・天井・壁の仕上材を施工するなど、多くの作業があります。
設備器具取付
次に、設備器具の取り付けに入ります。
ユニットバスやトイレ、キッチンなどの設備が設置されます。
上の写真は、ユニットバス設置時の写真です。
ユニットバスの下に接着剤を塗り、慎重に設置していきます。