地盤改良
地盤改良とは
地盤改良は、地盤調査の際に軟弱地盤と分かった場合に、弱い地盤を、お家を支えられる強い地盤に改良する工事のことです。
地盤改良といっても、その方法は地盤の状態、費用などによっていくつかあります。
代表的な地盤改良方法3つを紹介します。
地盤改良の種類
地盤改良は主に、「表層改良工法」・「柱状改良工法」・「鋼管杭工法」があります。
表層改良工法
軟弱地盤が地表から2ｍ以内の時はこの工法ができます。
軟弱地盤をの土にセメント系、石灰系の固化材を混ぜ、転圧して固めて安定層を形成する工法です。
1～2日で工事が終わり、比較的安価です。（おおよそ30～50万円ですが、地盤状況により異なります。）
しかし、軟弱地盤が2m以上であったり、硬い地盤が傾斜している場合はできません。
柱状改良工法
住宅建てる時にもっとも一般的な改良方法です。軟弱地盤の深さが8m程度までなら施工可能です。
軟弱地盤の土にセメント系固化材と水をあわせたセメントミルクを注入して、土の中に電柱のような柱を作る方法です。
支持地盤が無くてもできるので柱の長さが短くなって、鋼管杭工法よりも安価（おおよそ70～100万円ですが、地盤状況や柱の長さにより異なります）ですし、長年にわたって強度を維持することができます。
土質によっては給水設備を必要とする事があります。
鋼管杭工法
支持層までの深さが８m以上のときはこの工法になります。支持層に鋼製の杭を打ち込んで、
杭のみで建物を支える工法です。30ｍまで施工可能です。
工期は1日から2日程度で狭小現場でも施工する事ができますが、比較的割高です。（おおよそ110～140万円ですが地盤状況により異なります）
